サロンを開業するとき、
「ロゴって、いつ作ればいい?」
「オープン前に作っておいたほうがいい?」
「もう開業しているけれど、今から作っても遅くない?」
そんなふうに悩む方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、サロンのロゴは開業前に作るのも、開業後に改めて作るのも、どちらもひとつのタイミングだと私は考えています。
大切なのは「いつ作るか」だけではなく、ロゴを作る前に誰に来てほしいのか、どんなサロンにしていきたいのかというブランドの土台が整っていることです。
サロンのロゴは開業前に作ったほうがいい?
開業前にロゴを作っておくメリットは、Instagramやホームページ、名刺、ショップカード、看板などを、最初から同じ世界観で揃えやすいことです。
サロン名、コンセプト、届けたいお客様がある程度決まっているのであれば、開業準備の段階でロゴを作るのもおすすめです。
ロゴがひとつの基準になることで、
- サロンのイメージカラー
- 使用するフォント
- 写真の雰囲気
- 名刺やショップカードのデザイン
- Instagramやホームページの世界観
なども決めやすくなります。
サロン開業後にロゴを作っても遅くありません
一方で、私は「開業してしまったから、今さらロゴを作るのは遅い」ということはないと思っています。
なぜなら、実際にサロンをオープンしてみたからこそ見えてくることもあるからです。
想定していたお客様と、実際のお客様が違うこともある
開業前には、
「こんな方に来てほしい」
「こんなお悩みを持つ方の力になりたい」
と、理想のお客様を想定していると思います。
ところが実際にオープンしてみると、開業前に想定していた方とは違うお客様が来てくださることもあります。
ここで大切なのは、
「今来てくださっている方に合わせて、ロゴやデザインを変えよう」
と、すぐに考えることではありません。
実際に来たお客様=本当に来てほしいお客様とは限らない
一度、立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
その方は、自分が本当に来てほしかったお客様だったでしょうか。
もちろん、実際に来てくださったお客様を見ることも大切です。
でも、その方に合わせてサロン全体を変えていくのではなく、
「私はこれから、どんな方をお客様にしたいのか」
「どんな方に来てほしいのか」
「誰の、どんな悩みを解決したいのか」
を、もう一度考えてみることが大切です。
開業前に考えていたペルソナと実際のお客様が違ったときは、単純に「ターゲットを変える」のではなく、自分が本当に届けたい相手を改めて確認する機会にもなります。
ロゴを作る前に、まずブランドの「根っこ」を整える
ロゴを作ろうと思うと、
「何色にしよう?」
「どんなマークにしよう?」
「かわいい雰囲気にする?」
「高級感を出したほうがいい?」
と、どうしても見た目から考えたくなります。
でも、私がロゴ制作の前に大切にしているのは、そこではありません。
まず考えたいのは、
- 誰に来てほしいのか
- その方に何を届けたいのか
- どんな想いでサロンをしているのか
- お客様にどうなってほしいのか
- これからどんなサロンにしていきたいのか
という、ブランドの根っこの部分です。
私は、ここからブランド設計が始まると考えています。
ロゴは「なんとなくおしゃれ」で決めない
ロゴは、ただサロンをおしゃれに見せるためのものではありません。
サロンへの想いやコンセプト、届けたいお客様など、目には見えないものを整理して形にしていくものです。
だから私は、
ブランド設計 → デザイン
という順番を大切にしています。
土台が整っていれば、ロゴだけではなく、Instagram、ホームページ、名刺、ショップカードなどを作るときにも判断するための軸ができます。
「なんとなく、この色が好きだから」ではなく、
「私のブランドだから、これを選ぶ」
という選択ができるようになります。
開業後はブランドを見直すタイミングにもなる
開業前にロゴを作っておけば、最初からサロンの世界観を統一しやすいというメリットがあります。
一方で、開業後には実際のお客様との出会いや、サロンを運営してきた経験があります。
「想定していたお客様と違った」
「やっていくうちに、本当に届けたいことが見えてきた」
「今のロゴと、今のサロンに少し違和感がある」
そんな変化があったなら、ブランドを見つめ直すタイミングかもしれません。
大切なのは、今来ているお客様にただ合わせることではなく、
「私はこれから、誰に来てほしいんだろう?」
と、自分の事業の根っこにもう一度戻ってみることです。
まとめ|サロンのロゴは「いつ作るか」より、土台が大切
サロンのロゴは、開業前に作らなければいけないものではありません。
これから開業する方なら、コンセプトや届けたいお客様を整理したうえでロゴを作る。
すでに開業している方なら、実際のお客様やこれまでの経験を振り返りながら、「これから誰に来てほしいのか」を改めて考えてみる。
そして、すぐにデザインを始めるのではなく、まずブランドの根っこを整える。
結 -Musubi Design-では、ロゴの見た目だけを考えるのではなく、想いやコンセプト、届けたいお客様などを丁寧にお聞きしながら、ブランドの土台から一緒に整理することを大切にしています。
デザインは、そのあと。
根っこが整っているからこそ、その人らしさが伝わるロゴやブランドへつながっていくと考えています。
